今朝の気温は26℃で晴れていたが 未明に降ったのか 車や地面が濡れていた
強い風とともに「パラ パラそしてザアーときて数分で止む」
時間も雨量もさほどではないが 幾度と無く 断続的に降った雨
最高気温は33℃で 異常に蒸し暑く不快だった
21時に至って 風は次第に激しさを増している
南西400km彼方と思われる台風20号の影響が 顕著になっているのを感じる
台風による大きな影響も無く 通常通りに実施できて良かった
今日は
「◎◎自治体」の「保育園巡回職場研修」その8/17で
「◎◎保育園」に「おでかけ」しました
園長さんと主任さんに 保育園内をご案内いただいた
水遊び 室内での自由遊びなど クラス毎の活動が展開されていた
少しゆっくり目に歩きながら お邪魔した
そんなことで
それぞれの取り組み その詳細については拝見しなかったが
「廊下にいる 園庭にいる」と いった子どもさんがおられなかった
「大声や叫び声そして泣き声」が 聞かれなかった
「走りまわる」「その他 目だった行動」の子どもさんが みられなかった
とりあえず「安心」した そして嬉しかった
障害のある子どもさんが 30人のクラスに3~5人
それに加えて
人とのお付き合いが得意でないと思われる子どもさんが各数名
それらの子どもさんが 同じ時空間を共有できている
単純にそのことだけで 大きな価値がある
経験的にそう思えるのだ
そうした事実は 一見「当たり前」の様であるが そうでもなく・・・難しいのだ
その後 ホールで活動する あるクラスにお邪魔した
高い外気温や不安定な天候によって 園庭の活動が思うように出来ない昨今だが
急遽そうなったのではなく
あらかじめ「ホールでの活動」と していたようだ
全員で 「大きな縄跳び」を していた
そこで チョッと大柄な「女の子どもさん」が目に入った
暫し クラスの活動に注目した
縄は 保育士二人でまわし 子どもさんが一人ずつ跳んでいた
子どもさんは 順番を待って並んでいた
きれいに整然としてではなかったが 並んでいた
注目の女の子だが
常時ではないが
「前の子どもさんに抱きついたり 後ろを向いて服を引っ張ったり」
激しく 執拗にではないが そんなことを していた
チョッと「ふざけている」そんな感じだった
それに対して
あっても おかしくは無いと思えたが
クラスメイトから「止めて・・・・さん」と 言った苦情や訴えは無かった
そんな 一見乱暴にも見えるその女の子が
今度は 「ガンバレ ガンバレ」と クラスメイトの応援をし
跳んだ後で列に入るクラスメイトにハイタッチする
それに 呼応するように クラスメイトに伝播した
保育士は
チョッと乱暴にも思える行為に対して 叱責などはしないが
応援については 「いいね」と称賛の言葉を 贈っていた
勿論 クラスメイトにも 同様に
チョッと乱暴な おふざけに対して「注意や叱責 説諭など」を・・・・いたら
おそらく 楽しくなくなっただろうね
そして 応援する女の子の姿ではなく
その場から離脱して廊下に出てしまう クラスメイトに八つ当たりする姿が
更には
クラスメイトが やり返す そして大騒ぎに・・・・・・活動が台無しになり・・・
そんなことも 想像できた
楽しげに「縄跳びに興じる」クラスメイトの姿を「支える保育」が素晴らしかった
保育士の気落ちを 確かなかたちにした姿勢が
「お手本モデル」となって 子どもさんに活かされていた
他のクラスでも 同様の保育 子どもさんの姿が 随所で見受けられ
私には
それらが偶然ではなく 「システム」だと 思えたのだ
少々列が曲がっていても ふざけても お互いに自らの意思で 順番が守られ 気持ちの良い笑顔が多くみられた
そんなクラスの活動があった
「人とのお付き合いが あまり上手でない」 そんな特性のある子どもさんを
含めた保育のあり方 クラス運営の重要性について
実感できた そんな一日だった
台風の影響が顕著でなかったこともあって
夕方から 予定通り意見交換の機会を得て 保育内容について振り返った
日々の 一見何でも無いような保育だが 実は難しい技術を要する保育だ
ありがとうございます
これからも よろしくお願いします
台風による蒸し暑さ 不快な空模様だったが
保育園の中は 爽快だった
22時をまわり
更に激しく 窓枠が軋み鳴く「雷 強風注意報」が 発令されているが
今のところ「警報」は発令されてない
このまま 去ってください と願う