今朝は気温19℃ スッキリとした晴れで気持ちよかった
その後も一日をとおして 梅雨とは思えない快晴で
最高気温は29℃で暑かったが 風があり空気はカラッとしていた
今日は
「◎◎◎自治体」の「保育・幼稚園巡回」その5で
「◎◎保育園」に「おでかけ」しました
遊戯室 横に並んで そこから一人づつ前に出て あいさつ
その後 ケンケンをみせてくれた
上手にできない子どもさんもいたが クラスメートからの拍手は
上手でなくても 相互に公平で
「あいさつ ケンケン」をする子も 「拍手」をする子も 一様に嬉しそうだった
並んで待っている時とは 表情が違った
自信がなく 不安だった子どもさんも居たように思うが
周囲の応援 後押しに助けられていた
担任保育士は
順番がやってきて 更に不安そうな子どもさんに対しても
そうでもない子どもさんに対しても
漏れなく
「みんなが 拍手してくれるからね きっと 楽しいよ・・・・」
と 個別に声を掛けていた
他人のためではなく どなたにとっても 本人にとって好いことがあったのだ
並んでいる皆さんに対して
「難しいけど 嫌かもしれないが 上手くできないかもしれないが ガンバロウ」
などとは 言わなかった
そうしたことによって
本当に楽しくなった そんな子どもさんが多かったのではなかろうか
そうした配慮があっても
その後に行われた 「今日が初めて」のゲームが始まると
突然 泣き出す子どもさんが居た
ルールが理解できなかった ようにも思うのだが
もともと 不安の強い子どもさんなのだと思う
でも
先ほどのような 好かった 楽しかったといった経験によって
現に クラスメイトと一緒に活動できているのだろう
そう思えた
そして
クラスメイトのしていることを 観ながらルールを覚えてゆくのだろうが
中には 完全に覚えられない子どもさんがおられるのかもしれないが
その人なりに楽しめることもある
ことさらに 十分にできないことや泣いてしまうことに着目して
その子どもさんに対して
集中的に 個別に関われば 活動が中断してしまい
他の クラスメイトから不満の声が たとえ声には出さなくても
そういった 嫌な空気が流れたかもしれない
仮に ルール 技術的に個別の支援が必要で
個別に時間をかけて支援することで 習得できると思われることがあれば
計画的に 別の機会に
それを具体的にすることがあるかもしれないが
少なくとも
今日おじゃました場面では その必要があるとは思えなかった
泣きべその子どもさんだが
その後の 自由時間では 女の子と一緒にままごとに興じていた
好きな 得意な活動ができて良かったが
そうした 機会が 保育士によって 計画的に用意されていて良かったのだ
このことも
参加できていることに対する 後押しになっていたのだろう
生活年齢に適した 一般・平均的な課題・環境の設定だけだと
「その枠にのらないであろう と思われる子どもさんがおられた」
そこで 工夫として
その子どもさんの実際の発達の状態と 特性(性格)を意識・考慮した
クラスの全員が 漏れなくのることができるであろう 「枠」を設けていたのだ
それが 自由時間の設定 保育計画・準備だった
それぞれの子どもさんは その中で素材を選択して
自らの嗜好や力量に応じて活動していた
そのことで 満足できていたように思えた
でも
次は 一斉保育「体操」が 組まれていた
ちょっとつまらないかもしれないし
多くのクラスメイトと同じ様には できないかもしれないが
持てる能力が発揮できているのであれば それを良しとして
みんなの前で 「よくできた 格好良かった」 と評価した
「拍手をして ハイタッチをした」
周囲の子どもたち クラスメイトは
先生が「よくできた 格好良かった」と 言い切ったのを耳にして
「拍手をして ハイタッチをした」のをみて
先生の真似をした
自分の時にも 同じように褒めてくれるだろうと
確信していたから 素直にそれができた
どこか ちょっと甘ちゃんのようだが・・・・・・・・・・穏やかなのが良い
公平な保育 ありがとう ございました
おつかれさまでした
夕方からは
「◎◎◎自治体」の「保育士自主勉強会○○○○◎」 Aグループ-①で
「◎◎◎福祉センター」に「おでかけ」しました
A・B・Cのグループ それぞれが約60名程のメンバーで構成されていて
秋までの間に 今日のような検討会が各3回計画されている
今日は Aグループの一回目だった
毎回 輪番による当番が示す「話題(課題)」について
各グループが6班に分かれて それぞれが検討し
その後 各班ごと 検討結果についての報告がある
最後に 私に対して コメントが求められる
毎年 若干の手直しがあって 今年で5年目になる
今日も そんな手順で進められた「勉強会」だった
仕事を終えてからの時間帯
参加の皆さん 疲れているだろうに・・・・・
それだけに
参加して良かったと思って 帰宅してもらえると良いが・・・・
いつもそう思っている
今日提供の話題だが
お話しをうかがいながら
異なる自治体でのことなのだが 私の頭の中で
話題にあがった保育園での情景が
先ほどまでおじゃましていた保育園での それとダブった
各班ごと 極限られた時間であるが 話し合いが行われていた
皆さんから どのような報告があるのか?
そこに 私の関心があった
なぜならば
この勉強会の進めたかなどについては 皆さんと相談をしているが
大方において 私の意向を汲んでくださってのこと
皆さんの発表内容そのものが 良し悪しは別にして
皆さんとの4年間のお付き合いの結果 私に対する評価なのだ
私自身にとっては 効果測定なのだ
各班からの報告となった 緊張した
皆さんの話されることが 苦悩に満ちた内容であれば
自身の無能さを 自覚することになるだろう 私にとっても 苦悩なのだ
皆さんの検討結果は
話題提供のあった保育園でのことについて
各グループごと「異口同音」
基本的に
「これまでの保育を続ければ良い 今のままで良いのではないか」で
まとめられていた
班を超えて 話し合われたわけではないのだが
その保育内容のポイントだが
今日おじゃましていた 保育園でのことと あまりにも共通していたのだが
それは
いつでも どこでも 申し上げていること
● 発達の状態と特性を把握することから始める支援
● できそうなことを手伝い(支援して)できたことにする
● 好きなこと 現にできていることが 支援の手がかりになる
● 「私をみてください」誰もが そう思っている
誰か特定の子どもさんへの支援ではなく 公平であること
結果的にそれが 優しさとなって 特定の子どもさんの助けになる
● だれにとっても 努力しても できないこともある
● 可能な我慢をしてもらうが それにも増した良いことがある
そんな保育プログラムが実践されること
● 笑顔で落ち着いていることが もっとも大切
●・・・・・・・・・・・・・・
参加の皆さんが そんな話題提供(保育内容)を 冷静に正当に評価したのだ
話題提供された方にとって 後押しとなったように思う
私は 文句なしに 嬉しかった
ありがとうございました
今年度も よろしくお願いします
明日は
「◎◎自治体」の「保育園巡回職場研修」その1で
「◎◎保育園」に「おでかけ」します